画面解像度は画質に直結する部分でもありますし、動画編集を行う上で注意しておくべきポイントの一つでもあります。
アスペクト比や一般的な画面解像についても紹介しておりますので、是非本記事を参考に動画編集を行ってみてください。
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画質ってどう決まるの?
動画の画質が決まる要因は2つ。fps(フレームレート)と画面解像度で決まります。
今回はこの画面解像度について説明していきます。画面解像度と聞くと少し難しそうですが、理論はとても簡単です。
※fps(フレームレート)に関しては前回の記事に書きましたので、まだ見ていない方は是非こちらからご覧ください。
画面解像度について
画面解像度とは、画面の高さと幅にどれだけ多くのドットが並んでいるかを示している数値です。
ドットが少ないと画面は粗くなります。それとは対照に、多くのドットが並んでいる画面は解像度が高くなり、より鮮明な映像になって行きます。
映像においてドットの数は「高さ:幅」で表現されます。
例えば「高さ1920:幅1080」の映像の場合、ドットの合計数を算出すると、1920×1080で2073600となります。
つまり、2073600個のドットが並んで構成されている映像となります。この合計数値を「画素数」と呼びます。映像は基本的に「高さ:幅」で示される事が多い
ですが、カメラなどは上述の「画素数」で示されます。最初の内は混乱する事があると思いますが、上記の情報を抑えておけば基本的な画面解像度は理解できると思います。
さて、それでは動画の解像度についての動画資料を作ってみました。それでは早速見比べてみましょう!
2つの動画を見比べて如何でしょう。かなりの画質の差を感じるのではないでしょうか。
それでは、上の映像と下の映像を見てみましょう。上の映像は、11520個のドットで表現されています。それに比べ下の映像は2073600個のドットで示されています。
およそ20倍画質が違うという事になります。特に上の粗い映像はよく見るとドット感がありますよね。映像がドットで表現されている事はご理解頂けましたでしょうか。