Adobepremiereproは、初期状態で優秀なエフェクトを兼ね備えている動画編集ソフトです。それだけに良くも悪くもどれを使えばいいのかわからないというお悩みを抱えがちになります。
しかし、エフェクトは使いこなせばとても便利な代物。
画面や音声を飾り付け、より面白みのある映像に仕上げる事が出来ます。今回は、エフェクトの分類とジャンルを紹介しております。「エフェクトが多すぎてわからない。」そんなお悩みをお持ちの方は本記事を読んでpremiereproのエフェクトについて理解してみてください!
もしよければ過去にpremiereproについての記事も書いているから見てみてね!
そもそもエフェクトってなんなの?
エフェクト (effect) を直訳すると「効果」「影響」「結果」などの意味を持ちます。一般的には映像や音声に効果を付けてあげる際に用いられる言葉です。簡単にいえば「特殊効果」と言ったところでしょうか。映像制作やDTM等クリエイティブな場所でよく使われる言葉であり、使用頻度もかなり高いです。
上記のとおりエフェクトは多くの効果を特殊効果を付け足せる機能です。映像のエフェクトでは露光量や色味、切り替わり、クロスフェードやサイズの変更等が行えます。オーディオのエフェクトでは、音声のクロスフェードや、リバーブ、ディレイなどの空間系エフェクト、ピッチ修正等様々な特殊効果を付け足せます。
これらの機能をクリップに付け足す事で、映像のクオリティをワンランクアップする事が出来ます。
もし、自分のやりたい事に対応出来なくなったらプラグインの導入も検討してみよう!
モーションアレイとかが有名かな!
最初の内は、容量もつかみづらいので、premiereproに慣れてきたらプラグインをダウンロードして表現の幅を広げるのがいいかもしれません。
エフェクトは大きく分けて4種類!

premiereproには、数多くの種類のエフェクトがありますが、これを大きく分けて4種類に分類する事が出来ます。
・ビデオエフェクト
・オーディオトランジション
・オーディオエフェクト
まず、映像に関するエフェクトか、音声に関するエフェクトかの2つに分ける事が出来ます。
ビデオは映像、オーディオは音声となります。
そして「エフェクト」と「トランジション」。
簡単に言えば「トランジションは切り替わりの際に効果をもたらす物」「エフェクトはクリップ全体に効果をもたらす物」と覚えましょう。数多くの種類があり混乱しがちですが、上記で分類されているという事を知っていれば混乱する事は無いと思います。
ビデオエフェクト「 Lumetriカラー」
映像全体に効果をもたらすエフェクトであるビデオエフェクト。
その中でも使用頻度が最も高い物が「 Lumetriカラー」でしょう。Lumetriカラーは、露光量や色温度の調整、ハイライトやシャドウの調整が出来ます。主な使い方としては、調整レイヤーにLumetriカラーのエフェクトを適用させる方法です。この方法を使用する事で作品全体の雰囲気を統一させる事が出来ます。